幽☆遊☆白書~魔強統一戦~の収録が決定しましたね。
メガドライブで出たゲームで最高峰にある格闘ゲームだと思います。
格ゲー全盛期で群雄割拠の中、ひときわ輝いてた格ゲーだと思います。
キャラゲーって原作に忠実に出来ていてゲーム世界に没入出来る点で、原作ファンにはたまらないけどそれ以外の人達には伝わらないケースが多々あったります。しかし、このゲームは原作の世界観に忠実でありながら、格ゲーとしても成立しているゲームです。
成功の要因1「メガドライブ専用に開発された格闘ゲーム」
このゲームはアーケードから移植ではなく完全にメガドライブ専用(家庭用)として開発されています。家庭用の格闘ゲームはアーケードの格ゲーよりもバランス取りが大胆に出来るメリットがあります。
成功要因でもあり、失敗要因でもある訳ですが、本作の場合は原作にあるような大胆で迫力のある戦闘を楽しむ事がメインになってくるので、そういう意味では家庭用の大胆なバランスが原作とマッチして豪快な戦闘を楽しむ事が出来たんだと思います。
そういえば、幽遊白書のエンディングテーマは「アンバランスなKissをして」でしたね。
成功の要因2「あらゆる格ゲーの良いとこ取り」
キャラバランスは大胆ですがゲームシステムは色々と当時の2D格ゲーの良いとこどりをしています。トレジャーのスタッフが格ゲーにハマっていて良いとこどりの理想の格ゲーを作りたい思いもあり、この辺は後発の強みを十分に活かせているんじゃないでしょうか。
前後の2ライン
餓狼伝説などSNK系の格ゲーで見られたシステムです。
2Dバトルながら奥行きを持たせつつ、戦略的にラインをズラすことが可能です。
攻撃は同一ライン上に放たれるため、ラインをずらす事で退避する事が可能。ラインをまたいでの攻撃は不可です。なので、ラインをズラす事で攻撃回避だけでなく時間稼ぎなど非常に多くの戦略を可能にしたシステムです。
霊力
格ゲーにおいては気攻弾の様な飛び道具を放つときに気力ゲージなど消費するものがありました。遠隔で飛び道具の打ち合いの様な単調な戦闘にならない仕組みで導入されました。本作品もこの仕組みを採用しています。原作のギミックを活かした「霊力」と銘打たれています。
もともと幽遊白書は週刊少年ジャンプに連載された格闘少年漫画だっただけに、各キャラは必殺技が豊富です。まぁ、そのド派手な必殺技を放つのに霊力が必要なのも原作に忠実な上に、その豊富な必殺技をどの様なタイミングで打つのかが重要な戦略だったりします。
超必殺技
当時の格ゲーで一発逆転要素として導入されていた超必殺技。本作もあります。これがまた原作に忠実で、ここぞ!という場面で出す技だったり、これが本当に原作ファンも納得の仕上がりだったりします。
トレジャーの中でも盛り上がっていたらしい
今作、収録に向けてトレジャー代表からメッセージが出ていたようですね。
そのメッセージによると開発中からスタッフが暇さえあれば対戦をしていたと言う話。
良ゲーの隠し要素としてスタッフが夢中で遊びまくって叩きまくると言うのがあるんですが、本ゲームにその条件整っていたんですねぇ。
作っている人達が夢中になるって言うのはゲームシステムが更に磨かれて言っている証拠ですからねぇ。
昔、バーチャファイターもそうだったとか聞いた事があります。良ゲーと言うのはそうなんだろうな、作っている人が夢中にならないで淡々と作るだけでは磨かれないですからね。
メガドライブの幽☆遊☆白書と言えば・・・
忘れてはならないのが「幽☆遊☆白書 外伝」
こちらはSEGAが開発したアドベンチャーゲーム。
当時・・・幽☆遊☆白書~魔強統一戦~が人気で売り切れ店続出の中。
パッケージの「幽☆遊☆白書」の文字に
あったー!!
と心躍らせて家でカードリッジをさした途端に絶望した人もいると思います。
私もその一人です。
ちゃんとクリアしましたけどね。
まとめ
とにかく!めでたい!!
このゲームが収録されるかされないかでメガドライブミニの魅力は大きく変わってしまうと言っても過言ではありません。
もちろん各ゲームでファンがいるのはわかっていますが、私自身は「幽☆遊☆白書~魔強統一戦~」が収録された時点でメガドライブミニは確実に買い!になりました。
それまでは、まぁその内買おうかなぁくらいでした。
それくらいインパクトのある作品です。
しかし、30作品目でこのタイトル出てくると残りの10作品はどうなるんだろう??
期待が膨らみますよね。
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