「写真の構図」を覚えて一味違うFF11のスクショを撮ろう!

FF11【攻略】

前回はFF11のカメラを使った実際のレンズの特徴を記事にしてみました。

FF11のカメラ操作で覚えるカメラのレンズの使い方
FF11のスクリーンショット撮ってますか? FF11のカメラの使い方を覚えると、実際のカメラのレンズの特性もわかります。 逆を言えばレンズの特性がわかっていると、FF11でも様々なスクショが撮れるという訳です。 なんかいつも適当に撮っていた...

レンズの特徴を知る事は写真の画作りにおいて非常に大きな役割を持っています

圧縮効果パースペクティブ効果を知るだけでも写真の質は大きく変わります。

しかし、それはあくまでレンズの特性であって写真を撮る人の感性を反映させるものはないという事です。まぁ、どういった効果を使うかは感性ですけどね。

もっと撮影者の感性が出る、表現の幅を広げるために今回は構図について解説していきたいと思います。

さぁ、この記事を読んでこれまで何気なくパシャパシャ撮っていたスクショから1ステージ上のスクショを狙ってみませんか?

構図とは?

そもそも構図とは何でしょうか?

写真における構図とは被写体をどの様に配置するかの事になります。

カメラはレンズから入ってくる光そのものを全て記録する装置です。その中でもメインとなる被写体を、どの様にフレーム内に配置するのか?が写真の印象を決定づけるとても重要な要素になります。

構図は「被写体を目立たせる」だけの単純なものではなく、写真の中にある風景の次の瞬間をイメージさせたり、フレームの外にあるものを感じさせたりと、静止画なのにダイナミックな写真になったりと撮る人の感性が反映されると言っても過言ではありません。

しっかりと構図の基礎を覚えて、狙った写真、思い通りの表現が出来る様になれば、楽しいスクリーンショットライフ間違いなしです!!

それでは基本の構図を説明していきます!

今回、作例に使っている写真は次になります。実際にこの作例を使って解説をしていきます。

日の丸構図

三分割構図

二分割構図

シンメトリー構図

対角線構図

放射線構図

額縁構図

三角構図

S字構図

それではどんな構図なのか解説行ってみましょう!!

日の丸構図

初心者の構図とも言われる日の丸構図です。被写体を日の丸のごとく中央に置く構図です。

どうですか?自分の手元にあるスクショもこのパターンが多いんじゃないでしょうか?

しかし、実は初心者の構図と呼ばれますが、もっとも難しい構図なんです!

なぜなら・・・中央に被写体を置くとどうしても平凡な面白味のない写真になってしまうのです。

写真の表現が撮影者ではなく、被写体そのものに依存してしまうんですよね。なので日の丸構図を使うときは被写体そのものに説得力がある、構図とか関係なく被写体だけで完結すると言った場合になります。

モンスターの様な、それだけで説得力のある被写体なんかは日の丸構図が合います。中央に添えつつかつ大きく映す事で被写体の迫力も増しますね。

三分割構図

フレームを縦横に三分割する線を引き、そのエリアを使う構図です。よく写真を撮るときにグリッド表示機能で出てくる線ありますよね?あの線です。

三分割する線の交わる場所、交点に被写体を置くと非常におさまりが良い上にバランスの撮れた写真が撮れます。

この写真はバルクルム砂丘のアウトポスト付近です。

かがり火と木を三分割で撮りました。かがり火を左下、高くそびえたつ木の先端を右上に置いています。これだけで高さの対比が出来る上に、奥行き感がある写真が撮れます。この様に被写体をその場所に置くだけで、写真そのものが表現を始めてくれるのが三分割構図の面白いところなんですね。

この仕組みがわかると次のような写真も狙って撮れるようになります。

向こうに何があるのかな?

カニを三分割構図で左側に配置してみました。右側はあえて空白で何も置いていません。

カニの視線の先には何があるのか?まさに次の瞬間、カニがそっちの方に移動するのが見えてきませんか?

この様に三分割構図はバランスの良い配置だけでなく、余白も含めて上手に使う事ができる構図なんです。

まずはこの構図を意識して色々撮影してみる事をお勧めします!

二分割構図

これも非常にオーソドックスな構図です。フレームを二つにセパレートする構図です。

風景写真などに主に用いますが、二つの被写体を分割する線を見つけて構図に撮り入れる手法ですね。

重要なのは分割する境界線が水平(垂直)なのかです。しっかりと水平(垂直)取るようにしましょう。ここで写真初心者が良くやるのが斜めにしてしまう事。どうですか?なんとなく回転させた方が、斜めの構図の方がプロっぽいとか思って撮ってませんか?写真の基本は水平です。水平を撮りつつ斜めの線などは構図によって作る。これが基本中の基本です。

非常によくみる二分割構図と言えば水平線で分割される海と空の写真ですよね!

二分割を応用すると、分割する線を等分ではなく比率を変える事になります。

空を強調したい、二分割を用いながら片方の被写体を強く推したい時などは等分ではなく崩す事で表現の幅は広がります。

シンメトリー構図

シンメトリー構図は言葉の通り対称となる構図です。

左右、上下で対称のなるようにフレームに収める構図です。

対称物を見ると人は「美しい」「まとまっている」「神秘的」と感じる事が多いです。非常に整理された写真になります。

アトルガンでのショットですが、中央上部に月を配置して左右でシンメトリー構図で撮ってみました。

どうですか?アトルガンの中東的な神秘さと理路整然とした街並みが表現できている写真だと思います。

これは比較的望遠で撮影しているのですが、広角にするとどうなるでしょうか?

こんな感じになります。爺走っていますが(笑)

どうですか?広角になるとパースペクティブ効果でグッと奥行きがでますよね。

シンメトリー構図。是非とも覚えておきたい構図です。

対角構図

対角線構図は被写体を対角線上に置く構図です。奥行きをバランスよく表現するのに向いています。

次の写真を見てください。メリファト山地のドロガロガの背骨です。

まずは普通に撮ってみました。

いまいちピンとこない写真です。

では対角線構図で撮りなおしてみます。

途端に奥行きが出てダイナミックな感じになりました。遥か遠くまで伸びていくドロガロガの背骨が見えますね。

そして対角線構図はこんな事に応用可能です。

ダルメルの高さが対角線構図よって画面いっぱいに表現できていると思います。

放射線構図

フレーム内にある消失点から放射線状に線が伸びているような構図です。ダイナミックで動きのある写真が撮れます。

FF11の場合、プレーヤーが画面中央に位置すると基本的な消失点は画面中央になるのですが、配置を変えることで何となくですが消失点を動かすようなことも可能です。

上の写真は地形の線を利用してテンゼン側に消失点があるように見せて、各キャラの配置で放射を作っています。

集合写真も少人数なのであれば、横並びとかではなくこのような構図を意識して動きのある集合写真にするのも悪くないですよね。

額縁構図

写真の中に額縁を作り、額縁の外と中の対比をさせる構図です。

額縁の中にある被写体を際立たせたり、まったく異なる世界を1枚の写真の中に作る効果があります。

部屋と庭など全く異なる世界感の境界を額縁とする事で異空間の様な不思議な感覚を作り出すことができます。

また額縁で覆われているため不思議な奥行きが生まれます。遠いような近くの異世界。そんな神秘的な写真を撮れるのも額縁構図の魅力です。

トンネル構図とも呼ばれる額縁構図。

視野を遮る壁が門の先に広がる世界を想像させてくれる効果があります。

三角構図

三角構図は被写体で三角形を作成する構図です。

三角形は非常に安定感のある図形ですよね。三角構図も写真に安定感を与える事ができる構図です。どっしりしっかりした構図で盤石の安定感を与えてくれます。

この様にどっしりとおさまりが良いのが三角構図の特徴です。

高さを表現するにも持って来いの構図ですよね。普通に真正面から撮るより安定感と奥行きが出てきます。

さて安定感の三角構図と言いましたが、実は三角形を逆にすると逆の効果が出てきます。不安定で危うい感じになります。不安定で危うい感じを表現する時は、あえて逆三角形を見つけてスクショを撮ってみると、より写真から出てくるイメージが具体的になりますよ。

 バルクルム砂丘にある打ち上げられた船です。

船が逆三角形を作っています。打ち上げられた船の不安定さが増す構図です。

またこの様に見下ろす構図も逆三角形を作りやすい構図です。

見下したような雰囲気も出しやすいのが特徴です。

S字構図

なめらかな曲線を活かした構図です。自然の柔らかさや奥行き感を表現するに向いています。曲線を見つけたら、この構図を見つけてうまく奥行きや柔らかさを表現できる構図を見つけてみてください。

S字構図と言っていますが、曲線を活かせばSでもCでもなんでも良いと思います。

砂漠の稜線がS字を描いていたので撮影してみました。砂漠の広大さに加えて崩れ落ちそうな砂の儚さが表現できていると思います。

FF11のスクリーンショット最大の欠点

さて、ここまで9つの構図を説明しました。構図を知った上で、もう一度FF11のカメラの最大の特徴を理解しておく必要があります。特徴というより最大の欠点とも言える仕様です。

FF11の場合は、客観視点のカメラは主人公を必ず中央に捉えます。そうです。主人公を中心とした「日の丸」構図になってしまう最大の欠点があります。

主人公が写りこまない様に主観視点に変更すると、単焦点レンズになるため表現の方法に制約が発生してしまう。

これが大きな欠点となります。

FF11のカメラに対する要望は別の記事にまとめてみたいと思っています。今回の記事をまとめてみて沢山出てきましたねぇ。

しかし、主観モードのレンズはカメラの基礎を学ぶ上で最も重要な単焦点標準レンズが搭載されています。これで上手なスクショが撮れるようになれば、リアルワールドのカメラの技術も向上間違いなしだと思います。

まとめ

この構図。FF11のスクリーンショットだけでなく実際の写真にも応用可能です。FF11のスクリーンショットで写真の構図を勉強すればリアル世界のカメラの腕も向上する一石二鳥な記事です。

ぜひとも皆さんのスクショライフをより良いものにするために、また魅力的なスクリーンショットを撮って沢山の人をFF11の世界に引き込むために、写真の構図をマスターしてみてください!

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