FF11のプレイ動画、撮るだけなら簡単……のはずが、いざやると「黒画面」「音ズレ」「画質がガビガビ」「規約が不安」で詰まりがちです。
この記事では、OBS StudioでFF11を高画質に録画する手順と、YouTube配信でやらかさない注意点(スクエニ規約のポイント含む)を、ひとつの流れとしてまとめます。
※この記事は 2026年版として内容を整理し直しています(OBS前提)。規約や推奨設定は変更されることがあるため、最終確認は公式情報をご参照ください。
この記事の結論(急いでいる方向け)
- 録画はOBSが最強:無料・高画質・配信も同じ画面で完結。
- 録画はMKV推奨:録画中に落ちてもファイルが壊れにくい → あとでMP4へ変換(多重化)。
- 黒画面は「ゲームキャプチャ → ウィンドウキャプチャ」切替で解決しやすい(管理者起動も効果あり)。
- 規約面は「ゲーム音+自分の声+©表記」が基本線:BGMや“自分の声以外の音声”は避けるのが安全。
事前準備(録画が安定する下地づくり)
- 保存先の空き容量:1080pで撮ると、設定次第で1時間あたり数GB~十数GBになります。
- FF11の表示モード:フルスクリーン/ウィンドウ(疑似フルスクリーン含む)で挙動が変わります。黒画面が出たら後述の対策へ。
- (任意)dgVoodoo2:描画周りが安定するケースがあります(環境依存)。
dgVoodoo2の設定は別記事にまとめています:

STEP1:OBSをインストールする
OBSは公式サイトから入れます。インストール後、起動したら自動設定ウィザードが出るので、まずは「録画を優先」を選んでOKです(後で手動調整します)。
- OBSは64bit版推奨
- 黒画面が出る環境は、後でOBSを管理者として実行すると改善することがあります
STEP2:FF11の画面を取り込む(黒画面対策つき)
おすすめ:まず「ゲームキャプチャ」を試す
- OBS下部の「ソース」 → 「+」 → ゲームキャプチャ
- モードは 特定のウィンドウをキャプチャ
- 対象ウィンドウでFF11(または関連プロセス)を選択
黒画面になったら:順番に試す(効果が出やすい順)
- OBSを管理者として実行(右クリック → 管理者として実行)
- ソースを ウィンドウキャプチャ に変更する
- それでもダメなら ディスプレイキャプチャ(最終手段。映ってほしくないものに注意)
- キャプチャ対象が違う可能性:FF11本体ウィンドウか、POLウィンドウかを切り替えて確認
※ディスプレイキャプチャは「通知」「別ウィンドウ」「個人情報」が映りやすいので、配信では特に注意してください。
STEP3:高画質録画の設定(2026年の“現実的テンプレ”)
出力モードを「詳細」にする
- 「設定」→「出力」
- 出力モード:詳細
録画タブ(ここが画質の中核)
- 録画形式:MKV(安全性が高い)
- エンコーダ:可能ならハードウェアエンコーダ(NVENC / QSV / AMF)
- レート制御:NVENCならCQP、x264ならCRFが扱いやすい
- 品質目安:CQP 18~23 / CRF 18~23(数値が小さいほど高画質・重い)
- キーフレーム間隔:2秒(配信を兼ねるなら特に)
※FF11は動きが激しいFPSより圧縮しやすい傾向があります。まずは「重くしすぎない高画質」を狙うのが吉です。
STEP4:解像度とFPS(見やすさ&重さの落としどころ)
「設定」→「映像」で調整します。
- 基本(おすすめ):1920×1080 / 60fps(PCに余裕があるなら)
- 軽量寄り:1280×720 / 60fps
- さらに軽量:1920×1080 / 30fps(動きは少し落ちるが軽い)
FF11はUIの文字が多いので、可能なら1080pに寄せると視聴者に優しいです。
STEP5:音声(音ズレ・二重取り込みを防ぐ)
「設定」→「音声」で、サンプルレートとデバイスを揃えます。
- サンプルレート:基本は48kHz(Windows側も合わせると安定しやすい)
- デスクトップ音声:ゲーム音を入れる
- マイク:実況を入れる場合はここ
音が二重に聞こえる時
- 「デスクトップ音声」と「音声入力キャプチャ」で同じ音を拾っていないか確認
- Windows側の「ステレオミキサー」系がONになっていないか確認
STEP6:MKV → MP4へ変換(多重化)
YouTubeに上げるならMP4が便利です。OBSはMKVで録った後、多重化でMP4に変換できます。
- OBS上部メニュー「ファイル」→「録画の多重化」
- 変換したいMKVを選択
- 出力をMP4にして実行
※多重化は再エンコードではないため、画質劣化がほぼなく速いです。
STEP7:YouTube配信設定(推奨値に寄せる)
録画だけでなく配信もする場合、YouTubeの推奨設定に寄せるとトラブルが減ります。
YouTube側の準備
- YouTube Studio → ライブ配信の管理画面(ライブコントロールルーム)
- ストリームキーを取得(使い回しは管理に注意)
OBS側:配信タブの基本
- サービス:YouTube
- サーバー:自動(通常はOK)
- ストリームキー:YouTubeで発行したもの
YouTube推奨:ビットレート目安(ざっくり表)
| 解像度 / FPS | 映像ビットレート(目安) | 音声ビットレート(目安) |
|---|---|---|
| 1080p / 60fps | 4,500~9,000 kbps | 128 kbps(ステレオ) |
| 1080p / 30fps | 3,000~6,000 kbps | 128 kbps(ステレオ) |
| 720p / 60fps | 2,250~6,000 kbps | 128 kbps(ステレオ) |
| 720p / 30fps | 1,500~4,000 kbps | 128 kbps(ステレオ) |
- レート制御:CBR(配信はこれが安定)
- キーフレーム間隔:2秒
- 配信がカクつく時:ビットレートを下げる / 720pへ落とす
STEP8:配信の注意点(FFXI規約の“地雷”を避ける)
FFXIの動画投稿にはスクエニの利用条件があります。ここは「知らなかった」で済まないタイプの話なので、要点だけ真面目に押さえます。
ポイント1:著作権表示(©表記)は入れる
動画内に著作権表示を入れることが求められています。一番ミスが少ないのは、OBSで常設テキストとして入れてしまう方法です。
OBSでの入れ方(簡単)
- ソース → 「+」 → 「テキスト(GDI+)」
- 右下など邪魔にならない位置に配置
- 例:© SQUARE ENIX(公式の指定がある場合はそちら優先)
ポイント2:BGMや“自分の声以外の音声”は入れない
利用条件では、ゲーム内の音楽・音声データ以外の「音楽・音声データ」を含む動画投稿は禁止とされています。
- 外部BGM(市販曲・フリーBGM含む)を載せない
- ラジオ・テレビ音声を混ぜない
- 合成音声(ゆっくり・VOICEVOX等)は「自分の声」ではないため避ける
※実況については「自分の声で実況を加えた動画はOK」と明記されています。逆に言うと、音声を足すなら自分の声に寄せるのが一番安全です。
ポイント3:ゲーム以外の画像を重ねるのは?(東方キャラ・VTuber立ち絵など)
FFXI側の条件としては「過度な加工・改変をしないこと」などが中心です。画像を重ねる行為そのものが一律に禁止とは書かれていません。
ただし、重ねる画像の権利は別問題です。東方キャラや他作品の立ち絵などは、FFXIではなくそのキャラ側のガイドラインに従う必要があります。
- 推奨:自作の立ち絵/自分のアバター/利用許諾が明確な素材に限定
- 画面の大部分を隠すような過剰演出は避ける(“過度な加工”に寄りやすい)
- 他社IPキャラを「なんとなく」で貼るのは避ける(権利事故の温床)
ポイント4:収益化は「YouTube等のパートナー機能の範囲」
利用条件では、YouTubeなどの投稿サイトのパートナー機能を使った収益化はOK、それ以外の営利目的利用はNGとされています(例:動画そのものの販売など)。
ポイント5:ゲーム内楽曲とJASRAC
利用条件では、ゲーム内楽曲についても触れられており、JASRACと利用許諾契約を締結しているサービスを使うことが求められています。YouTubeのような主要サービスは対応しているケースが多いですが、念のため「日本国内向けの取扱い」は最新情報も確認しておくと安心です。
よくある質問(詰まりポイントだけ)
Q. 録画がカクつく/重い
- FPSを60→30へ
- 出力解像度を1080p→720pへ
- CQP/CRFの値を少し上げる(=軽くする)
- 可能ならハードウェアエンコーダ(NVENC/QSV/AMF)を使う
Q. 音ズレする
- OBSとWindowsのサンプルレート(48kHzなど)を揃える
- 音声ソースの二重取り込みを消す
- 録画後の編集ソフト側でフレームレートがズレていないか確認
Q. 黒画面が直らない
- OBS管理者起動
- ゲームキャプチャ → ウィンドウキャプチャへ切替
- 最終手段としてディスプレイキャプチャ(映り込み注意)
関連リンク(あわせて読むと強くなる)
FF11をGeForce上で動かすdgVoodoo2の設定方法(描画が安定する場合あり)

【FF11】今更ながらターゲットについてまとめてみました(視聴者が見やすいプレイの土台)

Youtube著作権詐欺と戦う→完全勝利(万一の時の心構え)

免責
本記事は録画・配信設定の一般的な手順と、公開されている利用条件の要点を整理したものです。最終的な判断は公式情報の最新内容に従ってください。


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