SFC版「ヒューマングランプリ」世間の評価＆私見レビュー｜まっすぐ走れない究極のレースゲーム！

「ヒューマングランプリ」と聞いて思わず「あー・・・ヒューマンってあったなぁ」と思った紳士淑女の皆様こんばんは。

「ヒューマングランプリ」の動画から記事へ来てくれた人！ありがとうございます！

動画では紹介できなかったゲームの基本情報や、皆さんから寄せられたコメントの中から特に気になるコメントの紹介、そして完走の感想と一緒に老後コレクションの結果の詳細な理由を書いていきます！

動画をまだ見てないと言う人は、まずは動画で雰囲気を見てから、この記事でじっくり深掘りしてみてください！

ゲーム基本情報
1. 【こだわりポイントその1】アナログ的操作感
2. 【こだわりポイントその2】リアルさを追求したハンドル操作
メリ爺の個人評価
世間の評価は「【神ゲーorクソゲー】」なのか？
1. 世間一般の評価
  1. ヒューマングランプリのアンケートで気になったコメントを紹介
2. マイナーな作品でした
完走の感想
ヒューマングランプリの老後コレクション入りは？
1. コレクション入りの理由
「ヒューマングランプリ」発売当時の1992年11月って何があったの？
【今からヒューマングランプリを遊ぶには？】
1. 「ヒューマングランプリ」中古市場の相場
撮影裏話
1. 撮影環境について
【まとめ】メリ爺の動画をぜひチェックしてください！

ゲーム基本情報

まずは、このゲーム「ヒューマングランプリ」の基本情報を見ていきましょう。

開発元	ヒューマン
販売元	ヒューマン
H/W	スーパーファミコン
発売日	1992年11月20日
ジャンル	レース

タイトルに社名が入っている様に、あのスポーツゲームで、そのスポーツを好きな人達がニヤリとするマニアックな部分にフォーカスし、更にそのマニアックな部分をしっかりと楽しめるゲーム作りで有名なヒューマンが開発したF1レースゲーム。

それがヒューマングランプリです。

彼らが着目した点。それはステアリング操作。レーシングゲームの肝であり醍醐味とも言えるステアリング操作。

アナログ的操作感
リアルさを追求したハンドル操作

この2つにこだわったゲーム作りとなっています。

【こだわりポイントその1】アナログ的操作感

十字キーによるデジタルな「ハンドル切った」「ハンドル戻した」的な操作ではなく、ハンドルの切り角を指定する事で、これまでにない細やかでアナログ的なステアリング操作を実現しています。

ハンドルの切り角は画面下部にあるカーソルで表現されており、カーソル位置が画面中央がニュートラルな位置、中央から遠くなれば遠くなるほど切り角が大きい。これによりアナログ的なステアリング操作を実現しております。

これまでにない細かなコーナーリングができる様になっています。

【こだわりポイントその2】リアルさを追求したハンドル操作

従来のレーシングゲームでは十字ボタンを押すとハンドルを切る。離すとニュートラルと言う操作がが一般的でした。

しかし、ヒューマンはそんな当たり前にもメスを入れてきました。

十字ボタンを離してもハンドルがニュートラルになりません。その場で固定されます。

なんとハンドルを戻す操作が必要になります。

これは今までにないゲーム体験！

めちゃくちゃ斬新すぎてクセつよで、まっすぐ走れません。蛇行不可避なゲームとなっています。

この操作感がヒューマングランプリの全てと言って良いのではないでしょうか。

メリ爺の個人評価

本作に対するワシの詳細な評価を伝えるぞ。

ゲームシステム

ゲームシステムとしてはごく一般的なレーシングゲームであり、可もなく不可もなくと言う仕上がりです。及第点をつけておきます。

メリ爺評価（10点満点）

メリ爺

7点

入力

さて・・・

ここが大きく意見が分かれる所だと思います。

何せ独特です。

「POISON GIRL BAND」並に独特です。

10人中8人が最初は「クソが！」と思うはずです。

そして、8人の内6人がゲームを投げるでしょう。

残る2人は慣れてくるとハマります。

そんなクサヤみたいなゲームなんです。

ダメな人はダメ。でもハマる人はハマります。

「人を選ぶ」と言う意味での点数にしました。

メリ爺

6点

グラフィック

さすがにスーパーファミコンって感じですよね。

疑似3Dとしてコースは拡縮回転で表現されています。

ハードの制約でスプライトの拡縮は対応していないので、敵車は従来通りのスプライト書き換えなので若干の不自然さがあったりはします。

メリ爺評価（10点満点）

メリ爺

7点

音楽

ハードロックのヒューマンだけあって音楽のレベルは高い！

ファイヤープロレスリングとかフォーメーションサッカーとかヒューマンサウンド好きなんですよね！！

メリ爺評価（10点満点）

メリ爺

8点

総合評価

評価項目	評価点
ゲームシステム	7点／10点
入力	6点／10点
グラフィック	7点／10点
音楽	8点／10点
総合	28点／40点

私の個人的評価では「良作」ランクの評価となります。

そもそもランク付けする対象のゲームでは無いですからね（元も子もない）

総合評価スコア	ランク
35以上	レジェンド神ゲー
29以上	神ゲー
23以上	良作
17以上	凡作
11以上	駄作
5以上	クソゲー
0以上	レジェンドクソゲー

それでは世間一般の評価はどうでしょうか？

世間の評価は「【神ゲーorクソゲー】」なのか？

毎度恒例、メリ爺のゲーム万歳で実施したヒューマングランプリに関するアンケート結果を発表します。世間の評価は「神ゲー」なのか、それとも「クソゲー」なのか…？

世間一般の評価

メリ爺のゲーム万歳で実施したヒューマングランプリのアンケート結果です。

この結果の比率（％）に以下の係数をかけて足したものを神ゲー指数としています。

まごうことなき神ゲー	+1.0
どちらかと言うと神ゲー	+0.5
どちらかと言うとクソゲー	-0.5
まごうことなきクソゲー	-1.0

ヒューマングランプリの神ゲー指数は・・・

27.0ポイント

よってヒューマングランプリの世間一般の評価は「良作」となります！

ポイント	判定
80.0～	レジェンド神ゲー
50.0～79.5	神ゲー
20.0～49.5	良作
-20.0～19.5	凡作
-50.0～-20.5	駄作
-80.0～-50.5	クソゲー
～-80.5	レジェンドクソゲー

ヒューマングランプリのアンケートで気になったコメントを紹介

今回のアンケートも沢山のコメントを頂けました。いつもありがとうございます。

動画内で全てのコメントを読み上げていますが、ここでは個人的に気になったコメントをピックアップしてみます！

マイナーな作品でした

今回はコメントの量も少なかったですね。マイナー作品であったことが伺えます。

完走の感想

メリ爺

遊び終えての感想じゃ

この操作感覚で大きく損をしたゲームだと思う。

これは投げるでしょ。リアルな感覚を追い求めたと言うのは理解できるのですが直観的では無かったかなぁと思います。

ただ、慣れてくると中々いける珍味の様な操作性。実際にハンドルを戻すと言う感覚はコーナー脱出前からハンドルをニュートラルに戻すみたいな実車の運転に近い感覚が味わえるのが良いですね。

このテクニカルな操作クセになるぜー！

ってな具合で中毒性がある操作になっております。

しかし、それでも熟練度を上げるのは時間がかかるゲーム。

せめてニュートラルに戻すボタンがあれば変わったのかもしれないですな。

メリ爺

クサヤとか納豆とかそういった類のゲーム！

ヒューマングランプリの老後コレクション入りは？

本作「ヒューマングランプリ」を老後にゲームに加えるかと聞かれたら・・・

もちろんコレクション入りでしょう！と言う事でフィニッシュです。

コレクション入りの理由

この操作性！クセになるし指の運動に持ってこい。

老化防止ゲームとしてコレクション入りです。

「ヒューマングランプリ」発売当時の1992年11月って何があったの？

1992年11月には、風船おじさん（鈴木嘉和さん）が太平洋横断に挑戦して出発した出来事がありました。また、11月28日はフェルディナンド・マゼランが太平洋に出たことを記念する「太平洋記念日」です。

主な出来事

「風船おじさん」の挑戦

11月23日、滋賀県の琵琶湖畔から、ヘリウムガス入りの風船に吊るされたゴンドラで太平洋横断に挑戦しました。

風船おじさんこと鈴木嘉和さんは、北米を目指して出発しました。

太平洋記念日

11月28日は、1520年にポルトガル探検家フェルディナンド・マゼランが太平洋に出たことを記念する日です。

PR TIMESによると、この日は「太平洋記念日」として知られています。