今回はセガメガドライブで発売された「じゃない方」の幽☆遊☆白書ゲーム。
幽☆遊☆白書外伝を紹介していきます。
メガドライブの幽遊白書と言えばトレジャー作「魔境統一戦」があまりにも有名なんですが、その約8か月前に発売されていたのが幽☆遊☆白書外伝です。
マイナーゲームすぎて知らない人多いんじゃないでしょうか?
そんなゲームを紹介していきます。
動画でも公開しているので、文字を読むのが面倒な人はどうぞ。
幽☆遊☆白書外伝の基本情報
発売日:1994年1月28日
価格:8,800円
開発:ガウエンターテイメント
販売:セガ
対応ハード:メガドライブ
メディア:カードリッジ
幽☆遊☆白書外伝の特徴
幽遊白書と言えば週刊少年ジャンプを代表するバトル漫画ですよね。漫画、アニメとも非常に人気が高い作品でした。その人気作品のゲーム何ですが、この幽遊白書外伝ってイマイチマイナーなんですよね。
幽遊白書外伝の特徴は次の3つが挙げられます。
- 気合の入ったグラフック
- コマンド形式アドベンチャー
- 独特な戦闘システム
それぞれ説明していきましょう。
気合の入ったグラフィック
とにかく全体的に気合が入りまくりです。オープニングから各キャラのデカデカとしたグラフィックを惜しげもなく出てきます。おそらく使われているのはココだけ。
これメガCDゲームじゃなくカードリッジゲームです。どこまで贅沢な容量の使い方をしているんでしょうか?戸愚呂なんてほぼ登場しないキャラですからね。それなのにこのグラフィック。色数は少ないですが・・・
このような派手な容量の使い方をしたせいなのか、内容は薄いです。逆に内容が薄くて容量余ったから豪勢なグラを入れたって逆説もありうると勘ぐるくらいグラフィックは気合が入りまくったゲームです。
コマンド形式アドベンチャー
たしかこの頃はストIIブーム真っただ中の時代だったと思います。週刊少年ジャンプのバトル漫画で漫画でもアニメでもバリバリにバトルをしていた訳ですが、格ゲーとして登場していません。
なんと、コマンド形式のアドベンチャーとして登場します。
まずは各キャラの一人一人で行動してストーリーが展開して、後半は4人で行動という王道の展開。
最初はこのようにどのキャラで話を進めるか選べます。ちなみにどのキャラからでもOK!
物語は章で分かれていて全5章。5章はちょっと長めです。
超嬲って妖魔が獄門島から出て来て人間界を侵略するのを阻止するって話なんですが・・・初見でも2時間あれば終わります。
こんな感じでコマンド選択式アドベンチャーなんですが選択肢が少ないので手あたり次第であっという間に攻略可能。うーん。もう少しストーリーを長めにするとか設定を凝るとか・・・アドベンチャー形式にするなら仙水編くらいの設定がないとですねぇ。
独特な戦闘システム
アドベンチャーゲームになったとは言え、やはりバトル漫画ですからね。戦闘があります。コマンド形式型の戦闘かと思いきやアクション要素を盛り込んできました。
これはなかなかチャレンジングな試みです。プレーヤーは手前と奥の2レーンに移動可能。単発パンチ、技パンチ、単発キック、技キック、必殺技と5種類を駆使します。敵の前方のレーンにいる状態でX座標が重なっていなければヒットしません。逆にこちらの攻撃も同様にヒット判定。
なので基本的にヒットアンドアウェイです。殴ってX軸ずらして、背後に回ってX軸合わせて殴ってX軸ずらして背後に回って・・・
このループです。めちゃくちゃ単調な戦闘になります。もうちょっと・・・もうちょっと捻れたんじゃないかなぁと思います。
幽遊白書外伝を遊んで
久々に引っ張り出して遊んでみましたが、やはりあっと言う間に終わりました。この8か月後に発売になったトレジャー開発の「魔境統一戦」が名作すぎたので、マイナー作品なのにさらに影が薄くなってしまった感はあります。
実際に私も「魔境統一戦」を買いに行ったのに、なぜかこのゲームを握って帰ってきた・・・間違えて購入したくらいですからね。
このゲームに興味を持たれた方は駿河屋で購入できます!
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