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Snes9xでコントローラーが反応しない?設定できない時の3つの原因と解決策【Windows11対応】

エミュレーター

「久しぶりにあの名作RPGを遊ぼう!」

そう意気込んでAmazonでUSBコントローラーを買い、Snes9xを起動したのに……ボタンを押しても全く反応しない。

休日に懐かしい世界へ浸るつもりが、気づけば数十分〜数時間、設定画面とにらめっこ。

「もうエミュレーターは諦めようかな」と感じてしまうのも無理はありません。

ただ、安心してください。コントローラーが反応しない原因は、PCスキルの問題というより「接続タイミング」「Windows側の認識」「別ソフトの干渉」「規格(XInput/DirectInput)の相性」で説明できるケースが多いです。

Snes9xはバージョンや入力方式によって、起動後に接続状態が変わったコントローラーを拾いにくいことがあります。対策はシンプルで、原因を順番に切り分ければOKです。

この記事では、Snes9xでコントローラーを認識させるための「正しい手順」と、うまくいかないときの「3つの原因チェック」を解説します。

設定の沼を抜けて、サクッとゲームに戻りましょう。

【基本】Snes9xでコントローラーを設定する正しい手順(入力設定)

反応しないときほど、焦って設定画面を連打してしまいがちです。

ですが、Snes9xは「起動時のデバイス認識」や「入力設定」の関係で、手順どおりに進めたほうが結果的に早いです。

重要:Snes9x起動前にコントローラーをUSB接続する

Snes9xを起動する前に、コントローラーをPCへUSB接続してください。

Snes9xは起動時に「接続されているデバイス」を読み込みます。そのため、起動後にUSBを挿すと、ソフト側が入力デバイスを更新できず、反応しないことがあります。

  1. Snes9xを終了する(×ボタンで閉じる)。
  2. コントローラーをUSBポートへ確実に接続する(可能ならUSBハブ経由は避ける)。
  3. 接続音や通知など、Windows側の反応を確認する。
  4. その状態でSnes9xを起動する。

入力設定の手順(Joypad #1 / 有効 を確認)

1. 設定画面を開く

  • メニューバーの [入力] > [入力設定] をクリック。

※英語メニューのままの場合は [Input] > [Input Configuration] です(表記はバージョンにより多少異なる場合があります)。

2. Joypad #1 と「有効」を確認する

設定ウィンドウでコントローラー番号が 「Joypad #1」 になっていることを確認します。

ここで重要なのが、ウィンドウ右上(または右側)にある 「有効」(Enabled)にチェックが入っているかです。

ここがオフ(チェックなし)だと、ボタンを割り当てても入力が無効のままになります。必ずチェックを入れてください。

3. ボタンを割り当てる

画面上の「上 / 下 / 左 / 右 / A / B …」などの右側にあるボックスをクリックし、その状態で対応させたいコントローラーのボタンを押します。

成功するとボックス内の表示が「J0 Button 0」など、ゲームパッド側の表記に変わります(表記は環境で異なります)。必要なボタン分、繰り返してください。

斜め入力(左上・右下 等)は基本的に未設定でOK

設定項目の後半に「左上」「右下」など斜め入力の項目がありますが、通常は未設定のままで問題ありません

Snes9xは「上」と「左」を同時に押せば斜めとして扱えるケースが多く、ここを個別に割り当てると、意図しない斜め移動や操作の暴発(誤爆)につながることがあります。

斜め移動がおかしいと感じた場合は、該当項目をクリックして Escキー を押し、設定を解除して様子を見てください。

それでも「反応しない・割り当てがおかしい」時のチェックリスト3選

手順どおりに割り当てたのに反応しない、あるいは「Aボタンを押したのに別の動作になる」といった場合、原因がSnes9x以外(Windowsや常駐ソフト)にある可能性が高いです。

以下の3つで切り分けを行えば、原因の位置がかなり絞れます。

1. Windows側でコントローラーが認識されているか(joy.cpl)

確認したいのは、「Windowsがそのコントローラーを認識しているか」です。

Snes9xの前段階として、断線・ポート不良・ハブ相性などもあり得ます。次の手順で確認できます。

  1. キーボードの [Windowsキー] + [R] を押す(「ファイル名を指定して実行」が開きます)。
  2. 入力欄に半角で joy.cpl と入力してEnterキーを押す。
  3. 「ゲームコントローラー」が開くので、デバイス名が表示されるか確認します。

ここが空欄の場合、PCがコントローラーを認識できていません。以下を試して切り分けしてください。

  • USBポートを変更する(背面ポートも試す)
  • USBハブを介しているなら直挿しにする
  • 別のケーブル/別のPCで認識するか試す

逆に、ここに表示され「プロパティ」でボタン反応があるなら、コントローラー自体は動作しています。次のチェックへ進みます。

2. Steam(Steam Input)や常駐ソフトが入力を横取りしていないか

「ゲーム外でマウスカーソルが動く」「勝手に連射される」などが起きる場合、入力を別ソフトが横取りしている可能性があります。

代表例はSteam(Steam Input)ですが、ほかにも JoyToKey / reWASD / DS4Windows などの入力変換・リマップ系が同様の原因になることがあります。

最短の切り分けは、Snes9xを使う間だけ該当ソフトを完全終了することです。

  • Steamを使っている場合:タスクトレイのSteamアイコンを右クリックし、「終了(Exit)」を選びます(×で閉じるだけだと常駐している場合があります)。

3. 規格の相性(XInput / DirectInput)

Windowsでも認識し、常駐ソフトも止めた。それでもSnes9xでだけ配置が崩れる。

その場合、コントローラーの通信規格(XInput / DirectInput)の相性が原因になっていることがあります。

  • DirectInput(ダイレクトインプット): 古い規格。安価なUSBパッドに多い。
  • XInput(エックスインプット): Xbox準拠の規格。Windows側の標準として扱われやすく、トラブルが減りやすい傾向。

コントローラー本体に「X / D」や「MODE」などの切替がある場合、X(XInput)側へ切り替えるだけで改善することがあります(切替方法は製品により異なります)。

切替がないモデル(DirectInput専用)で相性が強い場合、設定で粘るより、XInput対応のコントローラーへ寄せるほうが解決が速いことも多いです。

設定の手間を減らす:コントローラー選びの現実的な最適解

「細かい設定に貴重な休日を使いたくない」
「USBを挿した瞬間、すぐに遊びたい」

そう願うなら、道具(コントローラー)側を現代のPC環境に合わせるのが堅実です。

8BitDo SN30 Pro(XInput対応モデル)が候補に挙がりやすい理由

レトロゲーム界隈では、SFC風デザインでPC接続に強いパッドとして 8BitDo SN30 Pro が候補に挙がることが多いです。

  • XInput対応:Windowsで扱いやすい入力方式で動作できるモデルがあり、相性問題が減りやすい。
  • SFC風デザイン:ボタン配置やサイズ感が当時に近く、違和感が出にくい。
  • 作りがしっかりした製品が多い:安価パッドより操作感の評価が安定しやすい。

接続モード(XInput等)は製品・接続方法で変わる場合があるため、購入後は説明書どおりの手順で接続してください。

実機コントローラー派/安く済ませたい場合の選択肢

1. USB変換アダプタ(コンバーター)
実機コントローラーを使いたい場合は変換アダプタが候補です。ただし、実機パッドはゴム劣化や接点の弱りがあるため、反応が怪しい場合は修理・交換も視野に入ります。

2. 安価なUSBパッド
価格重視の場合は、入力方式(XInput/DirectInput)や切替スイッチの有無を確認すると事故が減ります。安価モデルは「相性チェック込み」と割り切ると精神衛生に優しいです。

まとめ

Snes9xでコントローラーが反応しないときは、原因を順番に切り分けるのが近道です。

  • 起動前にUSB接続し、入力設定で「有効」(Enabled)を確認する。
  • Windows側(joy.cpl)で認識とボタン反応を確認する。
  • Steam Inputなど常駐ソフトの干渉を外して検証する。
  • それでもダメならXInput / DirectInput の相性を疑い、機材変更も検討する。

設定に時間を溶かさず、懐かしいSFCの名作に戻りましょう。

※ROMの入手・利用は著作権に配慮し、正規に所持するソフトからの吸い出し等、適法な範囲で行ってください。

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